Movable Typeでブログサイトを運営しているとページのURLが
といったような.htmlの拡張子がついたページURLになります。
一方WordPressではarchives/123のようなものになるため移転後にURLの調整が必要となります。
CMSを変更してSEO面で大きくマイナスにならない方法を記録しておきます。
目次
Movable TypeとWordPressのページ吐き出し方法の違いを補填するプラグイン3つの設定方法
さまざまな方法があるのですがプラグインをインストールして設定すれば簡単にもとのMTサイトをWPサイトへURLを変更せずに引き継ぐことが可能です。
まずはMTからWordPressへデータを全て移転する作業
SEO面での損失を防ぐための手段としてWordPressへ移行後もMT時代と同じURLで全てのページを表示させたい。
そのために必要な移転作業方法については詳しいページを参照ください。
Movable TypeからWordPressへ移行方法(MTのWP化で手こずるハイフンに注意)
Movable TypeからWordPressへ移行方法(MTのWP化で手こずるハイフンに注意)今のWordPress(3.7とか3.8)はプラグインでMTの記事を簡単にインポート出来るようになっているのにMT側のエクスポートファイルの吐き出しに問題があるので備忘録として書き残しておきます。技術は詳しくないので作業手順はかなりアナログMovable TypeからWordPressへの移行に際してやったことまとめ
Movable TypeからWordPressへの移行に際してやったことまとめWordPress に移行しました。Movable Type には本当にお世話になりました。 ありがとうございました。
CMS自体の移転作業が完了すれば続いてURLの設定作業
Movable TypeサイトのデータをまるごとWordPressに移転させた場合、
記事投稿はWordPressのパーマリンク設定機能で表記をあわせられますが、固定ページがうまくいきません。
プラグインを使えばWordPressの管理画面内でそれらの設定が可能になります。
その固定ページのURLを.htmlと表記させるプラグインが.html on PAGESです。
.html on PAGESで固定ページの拡張子を変更
このプラグインを使えば
このようにWordPressで生成させる固定ページにも.htmlを末尾につけた「自由な文字列のURL]を設定することが可能になります。
※WordPressの設定でパーマリンク設定をデフォルト以外に設定しておく必要があります。
続いて、
Redirectionで補完する様々な固定ページ
投稿や固定ページは移転作業、パーマリンク設定、.html on PAGESで修正して元通りにすることが出来ます。
しかし、月別アーカイブやカテゴリーアーカイブはMT時代と同様に吐き出す設定が出来ない場合が多いはずです。(運用次第ですが)
のような月別の過去記事一覧ページのURLはWordPressへ移転後、上記プラグインではは同じURLで吐き出すことが困難です。
そこで同様のURLを生成するのではなく、元のURLから新しいURLへリダイレクトさせるという手段を使います。
Redirectin設定方法
プラグインRedirectionをインストールして「設定」画面へ
シンプルな設定ページですので、古いURLと新しいURLを記入するだけで301リダイレクトが設定されます。
※WordPressでパーマリンク設定をデフォルト以外にしておくことでサーバー内に.htaccessが生成されます。このRidirectionでは設定した古いURLごとに新しいURLへ301リダイレクトを書き込むのでSEO面で気になる過去に受けている外部リンクなどのプラス要素を完全ではないまでも大きく引き継いだままページを保つことが可能です。
最後に仕上げです。
All In One SEO PackでHTML上のタイトルもMT時代に合わせる
有名なプラグインです。
使い方はこちらを参照すればわかりやすいです。
All in One SEO Packプラグインの使い方
WordPressの便利なプラグイン一覧WordPress をより便利に使用するために用意されている拡張機能が「プラグイン」です。プラグインは多くのユーザーによって開発・公開されており、目的にあったプラグインを WordPress にインストールすることで手軽に WordPress の機能を拡張することができます。ここでは WordPress で多くの人に使...
MT時代のタイトル吐き出し設定に対してWordPressで同じ設定になるように、プラグインで調製します。
通常のMTやWPのページタイトルは
記事名テキスト|サイト名 あるいは サイト名|記事名テキスト
などとなっているはずです。
これを新旧同じにさせることで検索エンジンから見てもページ訪問者から見ても元々合ったページとなんら変わらない状態へと繋げることが出来ます。
※ただし使用するWordPressテーマの性格にも依存する部分があるので自身の目で確認してブラウザ上のページタイトルを確認しましょう。
(見た目のデザインなどは使用するテーマやテンプレートCSSに依存します)